よーく冷えたファンタグレープ、おいしいですよね。
ファンタグレープは、オレンジと並ぶファンタの定番で根強いファンも多い商品です。
でも気になるのはカフェインや砂糖の量。飲み過ぎると危険!という話も聞きますね。
ファンタグレープにカフェインは含まれているのでしょうか?
砂糖の量はどのくらい入っているのでしょうか?
危険性があるのかどうかも検証してみたいと思います。
Contents
ファンタグレープに含まれるカフェイン量
ファンタグレープのカフェイン量は 100ml当たり 0mg
つまりノンカフェインです。
カフェイン中毒や「夜眠れなくなる!」といった心配はしなくてよさそうですね。
ファンタグレープに含まれる砂糖の量
飲み物に含まれる砂糖の量は、栄養成分表示の炭水化物の量から簡単に計算することができるのをご存知でしょうか。
〈内容量〉÷〈単位量〉×〈単位量当たりの炭水化物の量〉=〈内容量全部の砂糖の量〉
これで計算できます。
ファンタグレープの砂糖の量を計算してみよう
ファンタグレープ500mlペットボトルの砂糖の量を上の式に当てはめて計算してみましょう。
ファンタグレープの100ml当たりの炭水化物量は10gですから
500(ml)÷100(ml)×10(g)=50
500mlペットボトル1本で50gの砂糖が含まれていることがわかります。
1本3gのスティックシュガーで換算すると、実に約17本分にもなります。驚きですね。
炭酸飲料と甘さの関係
50gもの砂糖の量にもかかわらず、ファンタグレープにそこまで激甘感がないのはなぜでしょうか?
それは含まれている炭酸の効果が大きいようです。
●炭酸水は酸性のため酸味があり、甘さを中和している
炭酸が抜けてしまったファンタグレープが異様に甘く感じるのはそのためです。
また、飲み物や食べ物は冷やすと甘みを感じにくくなります。
ファンタグレープはキンキンに冷やして飲みことを前提に作られているため、砂糖の量が多くなるのでしょう。
砂糖を取り過ぎることによる危険性
ファンタグレープに含まれる砂糖の量が、とても多いということがわかりました。
砂糖は取り過ぎると危険!体に良くない!ということは盛んに言われていますが、実際にどのような危険があるのでしょうか?
肥満
これはもう知らない人はいないのではないかと思うのですが、砂糖の取り過ぎは肥満につながります。
動くのがおっくうになったり、好きな服を着られなかったり、汗をかきやすくなったり・・・だけではありません。
高血圧や動脈硬化の原因にもなり、心筋梗塞や脳梗塞の危険だってあるのです。
砂糖依存症
お腹がすいてもいないのに「何か甘いものが欲しい」と思ったことはありませんか?
砂糖はとても依存性が高いものです。
糖分を分解するために常にビタミンB1が不足しがちになり、倦怠感やイライラ、肌荒れの原因にもなります。
糖化
酸化と同様に老化を促進するものとして糖化があります。
糖化とは、タンパク質が糖が結びつくことによって本来の機能を失うことです。
タンパク質で構成されるお肌や髪の毛はもちろんのこと、骨や血管もボロボロになってしまいます。
糖尿病
砂糖の取り過ぎと聞いて、まず浮かぶのは糖尿病ではないでしょうか?
糖尿病は、自覚症状がありません。だから怖いのです。
放っておくと、腎臓病から透析になったり、失明したり、足が壊死して切断しなくてはいけなくなったり
とてもとても怖い病気なのを覚えておいてください。
まとめ
ファンタグレープに含まれるカフェインと砂糖の量、その危険性とは?
- ファンタグレープはノンカフェイン
- 500mlのファンタグレープに含まれる砂糖はスティックシュガー約17本分
- 砂糖の取り過ぎは様々な危険性があり、注意が必要
ファンタグレープはとても美味しい飲み物ですが、健康のためにも美容のためにも適度な量を心がけましょう。